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コインパーキング経営をする際、自営と業務委託のどちらがいいのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

コインパーキング経営の形態

一口にコインパーキング経営といっても、様々な形態に分類できます。大きく分けると「自営」と「委託」の2種類、さらに細分化すると「機械買取」「機械レンタル」「一部の管理委託」「利益分配方式」(いずれも自営)、「一括借り上げ」(委託)の5種類があります。ここではまず、それぞれの経営タイプの特徴を解説していきます。

自営

「自営」は、自主経営によりコインパーキングを運営する経営タイプです。「機械買取」「機械レンタル」「一部の管理委託」「利益分配方式」の4種類に分類できます。

機械買取

機械買取は、文字通り駐車場用の機械をオーナーが買い取って自主経営する手法です。ロック板やゲート機、精算機等、コインパーキング経営に不可欠な機器をオーナーが自ら購入し、それら機械の設置、パーキング整備費用なども初期費用として負担します。このタイプは初期費用がかかりますが、ニーズに合わせて機械を自分で選べるのがメリット。経営責任もオーナーに所在しており、将来的に自主経営を目指しているオーナーの方に適しています。

機械レンタル

機械レンタルは、パーキング運営に必要な機器設備をレンタルして設置するタイプの自主経営です。パーキング整備、機械類の設置費用をオーナーが負担し、経営責任もオーナーにありますが、機械器具の設置はコインパーキング事業者が行うなど、機械に関する責任をコインパーキング事業者が担うところに、大きな特徴があります。この手法は、短期の土地活用および試用に適した経営タイプです。

一部の管理委託

一部の管理委託は、全面的な自主経営ではなく、経営の一部を専門会社に委託する方式の経営タイプです。経営責任は土地オーナーにありますが、駐車場の日々の運営管理は専門会社に委託して行います。駐車場機械設備は買取です。オーナーが自らパーキング整備を行い、必要な機械も購入して設置しパーキングを完成させなければなりません。運営管理の委託内容は、専門会社が提示するプランの中から選択するか、オーナーと専門会社で話し合って決めることもできます。この経営タイプは、パーキングの運営管理だけを委託したい場合にぴったり。

利益分配方式

利益分配方式は、コインパーキング経営の儲け(利益)を、オーナーと専門会社で分配する方式の経営タイプです。オーナーと専門会社が事前に話し合って利益分配の割合を決めておき、毎月の収益に応じてそれぞれの割合で収入を受け取ります。定額ではないため安定収入は保証されませんが、パーキングの収益が高まるほど収入も大きくなるのがメリットです。経営責任の所在や初期費用の負担についても、事前に話し合って決定します。この経営タイプが適しているのは、パーキング需要の高いエリアに土地を持っているオーナーです。

管理委託

一括借り上げ方式

一括借り上げ方式は、パーキング事業者がオーナーの土地を一括で借り上げ、駐車場の経営と管理を受け持つ方式の経営タイプです。オーナーは地主として駐車場用の土地を貸すのみで、駐車場の経営や運営管理には関与しません。経営責任もなく、管理運営のすべてを業者に任せる形になります。一方、駐車場の収益に関係なくオーナーには毎月定額の賃料が支払われるため、安定収入を得られるのが利点です。土地活用をしたいが遠方に住んでいるため自営ができない、運営管理のノウハウがない、といった土地オーナーに適しています。

自営はハイリスクハイリターン

コインパーキングを自営ですべて行う手間は非常に大きいもの。コインパーキングをスタートさせるには、土地以外に専用設備機器を用意し設置しなければなりません。舗装工事を依頼する業者を選定して依頼が必要です。コインパーキングを周知させるために、看板やのぼり旗を手配して設置し広告も出さなければなりません。

管理の手間もかかる

管理も大変です。機器設備のメンテナンス、トラブルがあれば専門業者に依頼をします。メンテナンスが甘く事故があれば、損害賠償金も発生するでしょう。コインパーキングを異なる場所に持っているなら、ほぼ毎日集金しなければなりません。衛生状態を保つために清掃も必要ですし、利用者からクレームがあれば対応が必要です。

決算や確定申告の作成も求められます。コインパーキング経営を止める場合でも、撤去費用や手間がかかるのです。副業でもコインパーキング経営の手間は大きいでしょう。しかし、稼働率が高いと、コインパーキングで得た収益はすべて自分のものになります。

委託業者に依頼すれば手間が減らせる

コインパーキング業者に委託すれば、経営・運営の手間が大きく減らせます。管理まですべて任せる契約にすれば、副業でも充分やっていけるでしょう。一括借上方式なら、土地を貸すだけですし設備や設置費用も業者が負担してくれます。クレームから集金まですべて業者が対応。オーナーは賃料という形で毎月、確実な収益を得られます。ただし、固定賃料契約だと稼働率とは関係なく一定金額のみの収益となるので要注意。稼働率が高いからと、オーナーが自由に利用料金を高くすることは原則できません。

「共同経営方式」も要チェック

中には共同経営方式という契約を提供している業者もあります。売上をオーナーと業者が一定の割合で分配する方式です。稼働率により得られる収益が変動します。売上が高ければ大きな利益が見込めるのがメリット。「設備をオーナーが購入して管理は業者に委託する」といった方式もあります。コインパーキングを検討している土地により、適した契約形態はさまざまです。委託先は慎重に吟味して決定しましょう。

まとめ

経営の目的を見据えて自営・委託を決める

コインパーキング経営を自営でするのは手間がかかり過ぎますし、副業でするには限界があります。コインパーキング経営は日々の管理業務をはじめ、クレーム対応まで心身ともに負担がかかる業務が多いからです。業者へ委託するとその分支出が増えるのはデメリット。ただ、自営と一括借上のいいところを反映させたサービスを提供している業者もあります。

自営にせよ業務委託にせよ、経営の目的を見据えた上で慎重に検討して決断しましょう。

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