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コインパーキングの稼働率とは、24時間の営業中にどれだけの時間、利用者がコインパーキングへ車を駐車していたのかという「占有率」を指す言葉であり、稼働率は投資の収益性を計算して利回りを考える上でも必要です。

コインパーキングの稼働率は50%として計算する

コインパーキングの平均稼働率や稼働率の目安についてWEB上で調査したところ、その数値は「20~30%」や「50~70%」、あるいは「高く見積もって40%」など様々です。

これは、コインパーキングの稼働率が設置エリアの交通状況や人口、周辺環境といった立地条件に左右されるからであり、日本全国で明確な平均稼働率を算出できないという現実があるからです。

そのため、一般論としてコインパーキングの利回りは「稼働率50%」を便宜上の数値として活用すると良いでしょう。

コインパーキングの稼働率の計算方法

稼働率(平均稼働率)

稼働率(平均稼働率)は以下のような計算式で算出します。

  • 1日に駐車されていた時間÷24時間×100(%)=稼働率

稼働率の計算例

24時間のうち、駐車されていた時間の割合が、すなわち稼働率となります。

  • 【3時間駐車されていた場合】3÷24=0.125
    よって、稼働率は12.5%
  • 【9時間駐車されていた場合】9÷24=0.375
    よって、稼働率は37.5%
  • 【12時間駐車されていた場合】12÷24=0.5
    よって、稼働率は50%

総稼働率

総稼働率とは、コインパーキングにおける全てのパーキングロットの稼働率をまとめて平均化した数値です。

  • 全てのパーキングロットの稼働率の合計÷パーキングロットの総数=総稼働率

稼働率を上げるには?4つのポイント

コインパーキングの稼働率を上げるためには、端的に言って「利用者にとって使いやすいコインパーキングを実現する」ことを目指すのが重要になります。

そのため、コインパーキング利用におけるストレスを解消することがポイントです。

利用しやすいレイアウト

侵入経路やパーキングロットまでの動線が分かりやすかったり、出入りをスムーズに行えるよう間取りが調整されていたりと、コインパーキングの利用者が使いやすいレイアウトを考えることが重要です。

特に様々な車種が混在するエリアでは、軽自動車やコンパクトカーだけでなく、幅広い車種やサイズにも対応したレイアウトを考えるようにしてください。

目につきやすい看板

利用者にとってコインパーキングの案内板の見つけやすさや、その内容の見やすさも重要なポイントです。

特に料金や利用時間の案内など、利用者にとってコインパーキングを使うかどうか判断する際に必ずチェックする項目は分かりやすく表示します。

また、分かりやすい表示をすることでクレーム発生率を下げられることも肝要です。

分かりやすい料金体系

案内板に見えやすく表記するだけでなく、そもそも利用者にとって分かりやすい料金体系を設定しておくことも必要です。

料金体系が分かりにくいと、コインパーキングを利用することで思いがけない費用がかかると思われて利用への意欲が低減します。

また、曜日や時間帯ごとの設定変更や、日をまたぐ際の注意事項も一緒に記載しておきましょう。

トラブル時の対応スピード

ゲートの不具合や精算機の故障など、コインパーキング経営では様々なトラブルの発生リスクも存在します。そのような際に速やかな対応を行えるかどうかで、そのコインパーキングの稼働率や今後のリピーター率に影響していくことを忘れないようにしてください。

【番外編】周辺の施設と提携する

その他の稼働率アップのポイントとして、周辺の商業施設や公共施設などと連携するといった方法も考えられます。

周辺施設と提携することで割引サービスや時間優待サービスを提供し、利用者にとってのメリットを拡大して稼働率向上を目指すことが可能です。

周辺施設との提携とするか、コインパーキング単独で経営を目指すべきかどうか検討するためにも、日常的な稼働率をシミュレーションすることが大切です。

コインパーキング開始前に稼働率を予想する方法

コインパーキングを経営して所有土地を活用していきたいと考えていても、どのくらいの稼働率を期待できるのかがわからないと、売上の見込みが立ちません。おおよその稼働率を推測するためには、アナログな方法にはなりますが、自分の足で現地を歩いてリサーチしてみることをおすすめします。

地図とメモを用意する

準備しておくもの

  • プリントアウトしたグーグルマップなどの地図
  • 筆記用具
  • リサーチ結果をメモするためのシート
コインパーキングとして活用する予定になっている土地の周辺エリアにある、ほかのコインパーキングを、グーグルマップの地図であらかじめ確認しておきましょう。そして、ひとつずつマーカーで印を入れるなどして、リサーチする際のルートも決めておきましょう。また、各コインパーキングの収容台数や料金体系、料金設定などをメモするためのシートも作っておいてください。

現地調査をする

コインパーキングの料金体系・収容台数をチェック

メモ用のシートに、各コインパーキングの料金体系と収容台数を書き込んでいきます。ちなみに、大手のコインパーキング会社は、同一のエリア内にコインパーキングを複数個所で運営している場合があります。混同しないようにするには、あらかじめナンバリングしたり、あるいは個別の駐車場名などをくわしく記入したりしておく方法がおすすめです。

駐車時間をチェック

駐車中の車のナンバープレート番号をメモしてから、精算機を操作して、現時点での各車の駐車料金を控えます。次に、入庫時間も表示される精算機の場合には、そのデータも控えておきましょう。これらは、稼働率の計算には、直接的な関係はないデータです。けれども、入庫時間がわかれば、料金設定を決める際には、とても参考になります。

そして、エリア内にあるすべてのコインパーキング・月極駐車場についても、同じ方法でリサーチをしていきます。

まとめ

紹介した方法で、リサーチを1時間ないし2時間おきに実施すれば、1日の利用状況を把握することが可能です。また、平日と休日を交えてリサーチを行うことで、稼働率の高い時間だけでなく、地域特性なども把握しやすくなります。

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