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1957年(昭和32年):駐車場法の制定

1957年(昭和32年)に駐車場法が制定されるまでは、市街地や繁華街以外の場所では基本的に駐車料金はかかりませんでした。しかし、駐車場法が登場したことにより、時間貸しの概念が生まれ、路上駐車が社会問題として取り扱われるようになります。行政・警察当局は、交通の邪魔となる路上駐車を取り締まり、交通をスムーズにすべく駐車場法を制定。とりわけ自動車の交通量が多い場所に、「都市計画駐車場」、「附置義務駐車場」、「届出駐車場」の3つの路外駐車場を設けました。駐車場法が制定された翌年にはコインパーキングが作られるようになり、歩道にはパーキングメーターが見られるようになります。パーキングメーターの登場は画期的であり、これにより駐車料金を支払う習慣が浸透していきました。

1960年代:自動車の普及

日本のモーターリゼーションの全盛期として知られている1960年代。交通道路が開通したことで大都市へマイカーで行けるようになり、車が急速に生活になじんでいきました。また、高度経済成長期であったことも相まって、車の普及速度が加速。1960年代後半には車はもう高級品ではなくなっていました。庶民でも手の届く品になり、一般家庭にまで普及します。マイカーが増えるのに伴い、交通広場の整備の需要も増加し、駐車場は欠かせない存在になります。1960年代には駐車場の整備は一通り終わりますが、一方で、住宅街で駐車違反が目立つようにもなりました。

1971年(昭和46年):パーキングメーターの登場

生活が豊かになったことで車の数の増加に伴い路上駐車も増え、交通渋滞を引き起こしていた日本。そのような状態を、パーキングメーターを設置して駐車時間に制限を設け、違法駐車を減らしていきました。そして、1962年にもなると車庫法が制定されます。車庫法は青空駐車の撲滅を目的に制定された法律であり、自動車を保有する際は車庫証明の提出が義務付けられるようになりました。このように、自動車の増加と呼応して駐車場に関する法律が制定されていき、官民による駐車場も開設。主に公演や河川と言った公共空間や地価を活用して駐車場が新たに作られました。この時期はまだ駐車場を開設するために貴重な土地を使用する概念がなく、他にも月極の意識が強かったことや、洗車室や修理室が併設されていたのも特徴的です。

1980年代:道路交通法・保管場所法の改正

道路交通法・保管場所法の改正が行われ、都心部の違法駐車が取り締まられるようになった1980年代後半。そもそも、道路交通法とは道路における危険を防ぎ、交通を円滑にするために定められた法律です。車が普及したことで、その分交通事故や死亡事故も起きるようになりました。そのような背景から、従来の「道路交通取締法」を見直して廃止し、「道路交通法」が新しく制定されました。罰則が厳しくなり、ドライバーたちは駐車場を探すのに手こずることになります。そのような環境化で導入されたのがコインパーキングというシステム。コインパーキングが登場するまでは有人の駐車場が主流でしたが、コインパーキングができたことで無人でも対応できるようになりました。

1991年(平成3年):コインパーキングの誕生

コインパーキングの第一号が開設されたのは1991年でした。経済状況はバブル崩壊に突入した時期であり、マンションなども売れなくなって生きました。そのようなときに、一時的に土地を有効的に活用できるコインパーキングは有効な経営方式だったのです。

令和のコインパーキングとは

自動車を保有しない若者が増加している令和。自動車を持たない生活スタイルが見受けられるようになり、車はシェアして使用する場面が増えてきました。自動車に対する概念は「所有」から「使いときだけ借りる」に変化。これには東京や大阪などの大都市において、鉄道インフラの整備が充実していることも影響を及ぼしています。この意識の変化はコインパーキング事業にも変革をもたらし、店舗駐車場と併用してコインパーキングを設置しているファミレスも出てきました。また、賃貸マンションでは必要な台数分駐車場が確保されているとは限らず、駐車場が足りないという問題も浮上しています。これらに対処すべくコインパーキングの数も急増。狭小地・変形地でも空いている土地を無駄なく活用できるように、コインパーキングの形式も多様化しています。副業できる個人事業としても注目されているでしょう。

キャッシュレスのコインパーキング

コインパーキング利用者の需要の中でも年々高まっているのがコインパーキングのキャッシュレス化。現金以外の決済方法として、クレジットカードや電子マネーなどの利用が可能なコインパーキングがあります。キャッシュレス決済を導入することは、利用者だけでなく運営側にもメリットがあります。料金設定を1分単位などより細かく設定できたり、機会を管理したりする手間がなくなるでしょう。また、現金を用意しなくて良いので、防犯効果もあります。とはいえ、非接触ICを導入するのにはコストがかかるのも事実。クレジットカードを利用できるようにすると加盟店利用料がかかってしまいます。そこで見直されているのが「QRコード決済」。QRコード決済は専用の端末が必要ないため取り入れやすく、入車時に車のナンバーを認識し、アプリを通して自動で精算するという流れで利用できるためスムーズです。

災害支援型のコインパーキング

災害支援型のコインパーキングというものがあります。災害支援型のコインパーキングは、名前の通り自然災害に特化したつくりになっており、災害に配慮して設計されていたり、被害対応が整っていたりします。それだけでなく、災害が起きた時は敷地内を一時的な避難所として使用することが可能であり、テントやトイレをボックス型ベンチに収納。かまども準備されているため、防寒や炊き出しを行うのにも役立ちます。上記の他にも、停電対策として飲料を無償で提供できるようになっていたり、インターネットを無量で利用できる工夫がされていたりなど、限られたスペースをさらに有効的に活用する試みが魅力です。

電気自動車(EV)対応のコインパーキング

2035年までに電気自動車(EV)を主流にすることを目標に掲げている日本政府。電気自動車(EV)は夜に充電をしておき、不足分は外出先で継ぎ足して使用する形になります。そのため、電気自動車(EV)の利用者にとって出先に充電設備があることは必須。充電設備のあるコインパーキングは重宝され、リピーターを獲得することができるでしょう。

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